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詳しいことは携帯・PHS関連@Wikiを見れば現在の基地局数が分かりますし、技術情報についてはどこかのPHS-MOBILE.COMさんあたりを見てもらうとして(ただし、記載人のバイアスがかかっていることは念頭に入れておいたほうがよいです)、まずプラチナバンドとか言われる800MHz帯を今もっているのがドコモとKDDI、今割り当てようとしているのが700MHzと900MHz帯。ずっとほしいほしいいってるソフトバンクですが、契約数もものすごく増えたことですし割り当てられると思います。KDDIは今のままだと難しいかも?
で、浸透がいい800MHz帯もっているなんてずるいといっていたころには、その800MHz帯のドコモの基地局数にも満たなかった(ドコモは1.7GHz帯と2GHz帯もあって、それらを足すとSBの倍とか)頃もありましたが、その後ウィルコムの基地局事業を買い取ったときからものすごいペースで基地局数を増やしています。これはまあ孫さんが例によってアピールして一回失敗しておとなしくしてたけどもう一回アピールして始まったことだと記憶しています。増やしたまではいいけど何千単位で減らしていたりもするのが相変わらず謎(以前の基地局増やす増やすのときは割り込みロケーション契約で一時期増やしてあとは減らすとかがあったらしいですが)。中継局を減らして基地局を増やしているのは意図がわからないではありませんね。中継だと回線混んでおしまいになる率が減らないので。今ソフトバンクの基地局数は9月の情報で2GHz帯で12万オーバー、1.5GHz帯が1万弱です。ドコモが一時期鬼のように基地局を立てましたがそれも2GHz帯です。現在は5万ほど。
そもそも、PHSがあれほど密に基地局を配置できるのは1.9GHzという電波の帯域と出力の小ささもそうですが、自立分散という仕組みにも利点があるからでしょう。2GHz帯の携帯基地局とかレピーターとかはそれこそPHS基地局とどっこいかより小さかったりして乗せられるわけですが自立分散しないのでとんでもないほどの調整が必要です。現実的にはほぼ不可能。
基地局が多くてもエリアが改善されない罠がここにあるわけです。孫さんが気づかなくても電波の技術屋なら気づくわけで絶対に下から進言があると思うのですが。。。また、これだけ増やしても改善されないのはプラチナバンドが無いからだという話もあろうかと思います。短絡的ですが確かに使えればそりゃあ穴を埋めるのには役に立ちます。ただ低い周波数帯というのは低速でも穴を無くすというのが信条だったと思うのですが。震災で注目された大ゾーン方式っていうのはそれを突き詰めてますがそこまででなくとも。
つまりエリア改善にはエリアの構築計画とロケーション確保、現地の調査と調整の地道な努力がなによりなわけです。
今、一番綿密なのが最近自慢しまくってニュースになってるau(KDDI)でしょうね。NTTドコモはFOMAで若干失敗してますので。ただし、どちらも小エリアのカバーは2GHz帯などで小型基地局を使っているはずです。
全然関係のないところで、周波数は高いけど結構なエリアを構築してきたのがウィルコムでしょう。高度化アンテナというものを開発し、中ゾーンぐらいにはできるようにしてきていました。最近ソフトバンクにわたったあとでどうなっているのかはおってませんが、中ゾーンのアンテナはそれまでのPHSアンテナより高くしてあげるのが平常ということだったはず(まあそうでなくても効果はそこそこでるでしょうし、自立分散しますが)。この方式で基地局をかなり整理するということですが、技術者と検証は大丈夫なんでしょうかね? (ソフトバンクグループになった時点でかなり流出してしまったとはいえ0にはなってないでしょうからまじめ体質を引き継いでいてくれれば・・・と思っても強弁がいるし難しいですね)
で、ここまでは前置きで、14日の中央サーバダウンで新規契約アウトのニュースをみて思ったことは。。。。孫さんは基礎工事の重要性を知って、パフォーマンスにかける情熱の数割を見えないところにつかったほうがよりよくなるということ。メールサーバとか契約システムとかいつまでも規模見直ししないんでしょうか。。。
最近情熱が落ちてるはずなんでこのへんで。
2011/10/15 Note Trackback() Comment(0)
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