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2024/04/26

遅いネット回線をなるべくストレスなく使う方法……を読んでのツッコミ

遅いネット回線をなるべくストレスなく使う方法 - ライフハッカーを読んでいたらそこはかとなくハテナマークが頭に浮かんだので浮かぶままにメモコメント。

ライフハッカーさんの記事は私にとってはハズレの場合が多く、確実に生活感が異なっているのだと感じることが出来る素敵な読み物です。とは言うものの酷く乖離を感じるようになったのは最近だとも感じます。

基本中の基本

何かしらの問題がある場合にはじめにすることは問題の分析でしょう。分析が出来ていないと的外れとなってしまいます。

元記事の質問者(?)さんの投稿内容からは『実家のインターネットの回線速度が遅い』という事実しかわかりません。そのほかに想像できることはといえば休暇中に帰省するにも関わらずもしかしたら仕事をするのかもしれないということだけ。しかしこちらは実家で仕事をすると書いてあるわけでは無いので違うかも知れません。もしかすると単に暇つぶしなのかも知れません。

それに回線速度というのは相対的なものです。質問者さんの言うところの『遅い』回線の速度がどの程度なのか、そうでない回線速度がどの程度なのかが気になるところです。

また常時接続か否かも重要ポイントとなります。この点についてはさらりと元記事でも触れていますね。

(2012年度現在の日本の感覚で程々に考えると、自宅回線が数Mbps程度、実家回線が数百kbps程度でしょうか? あるいは数十Mbps程度に数十kbps程度という事も考えられます。光ファイバー回線とISDN回線ぐらいであればあり得ます。)(でもきっとライフハッカーさんの熱心な読者となると、どちらも常時接続で自宅は光で数十Mbps程度、実家はADSLかなにかで数百kbps程度というのが妥当なのではないかと考察します。)

ちなみに上記の回線の接続形態に対する注意や回答内容が質問者さんの意図している『遅めの回線での仕事』にスポットを当てているのは良いと思います。流石です。

ただし、遅いネット回線によるイライラは想像しただけでもイヤなものですねというのは質問者さんの実家をDISることになりかねませんしひいては中央や都市部以外を劣悪環境として貶めているような雰囲気すら感じることができようと思います(はい被害妄想ですね)し、できるだけストレスフリーに使える方法と言っている内容はずいぶんとストレスフルです。

代替案の甘さ

それでもダメなら違うWi-Fiを探そうという代替案を最後に掲げておりますが、これが一番腑に落ちませんでした。Wi-Fiが使える場所は探してみると意外とあるものですということですがこれには問題がいくつもあります。

そもそも無い

意外とあると言うものの、使える場所というのはそんなに無いものです。当方は光ファイバー網も敷設され(といっても自宅に来たのは一昨年春)ており、過疎と言いながらもそれなりに人はいます(今現在はLTEはサービス対象外。UQ WiMAXとイーモバイルは街場の一部で使用可)ので、調べると確かにありました。お花屋さんとうなぎ屋さんとパン屋さんとガソリンスタンドです。ちなみにスターバックスやマクドナルドは我が町には存在しません。喫茶店はありません。私にはお花屋さんでPCを使ったお仕事はできそうにありません。

じつはコレはましな方で、全然存在しないというのもそりゃあもうふんだんにあります。

余談ですが、FREESPOT、docomo Wi-Fi、au Wi-Fi SPOT、ソフトバンクWi-Fiスポット、Wi2 300のかくサイトで使えるところを探してみて感じたのですが各社バラバラなんですね。ソフトバンクは使えるか否かに関わらず全市町村で絞り込みできるようでした。そのほかはあるところだけの様子。市町村名があいうえお順のところと県政順かなにかの順番のところも分かれていました。県政順かどうかは謎のところもあります(どちらでも地元の人にはわかるでしょう)。

auとソフトバンクは地図ベース、他は住所等のリストベースでした。リストベースの方が離れていても一覧性はよくて、地理観がある人であれば使いやすい気がします。一方地図は地理観がある人も無い人もわかりやすいとは思いました。リストになっているところでも、docomoは市町村絞り込みのところに数がでており親切だと思いました。地図ベースの2つは何個あるのかはわかりません(近場にどの程度あるかはわかる)。

Wi2 300では今は市となったが旧市町村区分単位がなじみがある事を思ってか、旧市町村区分単位でも合併後単位でも絞り込みできるのが嬉しいところ。他は新のみ……と思ったら、ソフトバンクでは新も旧もごちゃごちゃになっています。何考えているんだろう?

地図表示の2つは地図領域が狭いのでもっと広く見たいとも感じる。あとソフトバンクで市町村絞り込みして地図画面に画面遷移するとあられもないところを中心表示する。市町村指定したら市町村役場表示するんじゃ無いの!? 新の区分で指定したときと旧の区分で指定したときに同じ場所になると思ったものが違う場所で表示されているよ!? どうなってんの!?

再検索がしやすいのはdocomoとFREESPOT。次点でWi2 300。前者は同じ画面で都道府県から再検索できる。Wi2 300では市町村から。ソフトバンクは細かく細かく住所指定できるがそこまで必要!? auもソフトバンクもページが遷移してしまって再検索はしにくい。地図をもっと活用したい。

公共の場所では仕事はしにくい

喫茶店等で堂々と仕事をするのは複数の意味で難しいことです。

まず、かなりの場合、会社の守秘義務等に違反する行為となるでしょう。公共の場でおおっぴらにノートPCを開いてどうこうするのは禁止行為で無くてもためらわれるものです。後ろから見えたりしますからね。

上記がクリアされていても、長く居座ることは難しいという意識です。長くいても良いお店を見つけられるかが鍵でしょう。

すぐに戻る事の難しさもあります。あ! しまった! と思ってもまたながーく居座るということは難しいですよ。

ということで作業は最小限にし、ネットワークに接続したら即同期(メール送受信等)を開始&完了させることができるかどうかが鍵でしょうか。

WEBブラウザの設定の妙

『画像、映像、音声、フラッシュや広告、各種スクリプトは無効にせよ!』というのが元記事の内容です。スムーズにネットサーフィンを楽しめますだそうです。あるいはブラウザのユーザーエージェントを変更しておくという手も駆使すべしとのことです。

やってみたんでしょうか? この筆者は快適なんでしょうか? 各種の誤爆(スクリプト停止やユーザーエージェント変更に伴うもの)については考慮しないのでしょうか?

Opera Turboはまだ許せますが(やってみたのかは知りませんけれども)、それの設定は微妙です。やるとしても、一発で設定を切り替えるぐらいの「ハック」が欲しいところ。Ajaxを使用しない物がある場合はそちらを使用するというのは賛同できます。

ブラウザの運用は替えさせるが根本的にはそのまま使わせるスタンス

ブラウザ以外の場所で作業を行うというのが何を言っているのかと少し考えましたが、これはかなりの割合でWEBメール等のことを書いているのですね。あるいはAjax的ななにかを使用したやつとか。

メールであればローカルにクライアントを置く昔ながらの方法が一番帯域をくわないわけですがそういうのはオススメはしないということです。確かに抜本的に変わりますからエネルギーが必要になりますね。

結局のところは!?

「結局おまえは何が言いたい」「おまえだったらどうするんだよ」と言うことになりますが、基本は元記事と変わりありません。つまり、常時使用する帯域を極力節約するということ。優先度をつけて帯域を割り当てることです。

実現方法は少しだけ違います。そして元記事のようなものとそうでないものの大きく二つに分かれます。

元記事のような内容であれば簡単です。普段使いと大きく違和感が無いところまで落とし込みをした設定を用意しておくこと。私であればメールは単独のメーラーを使用しますし、ブラウザの設定も(画像は表示すると思うけれども)一発切り替えするようにします。

ネットワーク環境が変わっても極力手元の環境を変えないことが重要だと思います。

別の手法はリモートアクセスですね。両方常時接続で、ほどほどの帯域があること前提ですが。

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2013/01/06 Note Comment(0)

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