[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
- Newer : 省エネとか、節電とか、在宅勤務とか
- Older : 非常時の電話としてのSkype
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「もうみずぽ」という言葉が懐かしく感じるほどですが、もうアレから随分経ったんですねっていう感じです。ニュースなんかをみるとまだ旧来のシステム(おおよそ20年もの)を継続していたということで、合併に伴った変更にも耐え切れていなかったのでしょうと感じます。
3大銀行の他の雄であるところの三菱東京UFJと三井住友ですが、三井住友は石橋を叩いても渡らないぐらいの姿勢で堅実に堅実に経営しており地味だが正しい銀行という印象。三菱東京UFJはこれはこれで、合併してからしばらくはシステム相互の統合すらしなかったぐらいの堅実ぶり(三菱側がやはり堅実ですね)。それに比べるとみずほは立ち居地を若干見誤ってる気がします。
で、何がいいたいかというと、特にインフラ系統だとか金融系統ではそうだと思うのですが一般に、土台をしっかりと作って、健全で堅実な構築をしたものは強みがあります。もっとも規模に見合わないほどの大規模な環境を構築することはないのですが、柔軟かつ堅実なつくりがあると思うのです。
ここでも引き合いに出して申し訳ないほどですが、NTTグループの設備の充実振りは知っている人は知っているのでしょう。たまに聞くのですが、どうせ穴を掘って埋めるんだからと大量に敷設する光ファイバーの束。局内の設備の徹底振りは、今回のような大規模震災でも確実に生きていたと思います。むしろNTTでも繋がらない場所があったのもこれだけやってもだめなのかと思うほど。リカバリーの速度も頑張ったと思います。ですが全く非難することが無いかというとそうでもないので課題をまた解消してくれることでしょう。
規模に見合ったという意味ではKDDIグループなんかの設備はそうだと感じます。やはり堅実なつくりですが、背伸びをしすぎずシンプルで、必要十分という作り。展開も堅実です。それだけに目立たないので今後心配かなと。
ソフトバンクグループは新興なので仕方ない部分ですが、買収買収できたのでちぐはぐな部分もあります。その上で経営健全化を目指して旧設備の更新を伸ばしてみたり、中央設備より末端設備の急峻な展開(若干無計画)も行って、しかも経営戦略はユーザーアピールがすばらしいのでうまくいっています。ホントうまいよなあ。感心します。ですがバランスがいびつになっているのでこのあたりを機にしてシステム健全化をしてほしいです。
新鋭のイーモバイルは置いておきますが、ウィルコムはちょっと設備投資過剰気味ですが基盤の作り方はしっかりしていたと感じます。やっぱDDIグループだっただけはありますね。ソフトバンク系統になっちゃったけど、全体は今のところミニドコモというか技術よりなんでしょうね。ソフトバンクと影響しあってよりよくなっていったらいいんじゃないかと思います。金があったらアンテナの整理とか、中央の整備とかもっとやりたかったんだろうなと思いますがソフトバンクグループ的には今までNG項目だったし、アンテナの基地局はソフトバンクの小型基地局も乗るしで心配です。一千億ぐらいポケットマネーがあればウィルコムを頂いてみたかったですね。基盤構築ばっかり目が言って経営はできないと思いますが。
で、何がいいたいかというと比較するとなんだか、三井住友、三菱東京UFJ、みずほ、りそなという銀行軍団の立ち位置と似てるなあと。
システムのブラッシュアップ、安定化、健全化、拡大、充実、保守、まあなんかよくわからないけど必要ですよ。先制的なセキュリティじゃありませんが。
やっぱり基盤・土台がしっかりしていないと不安になるというか違和感を感じるのは脳みそが技術思考なんでしょうかね(フレームワークが歪んでるとか不安ですよー)。
とにかく、社会インフラを担っている方々には健全さを本当に求めたいと思います。それ以外の方々も決して忘れないでほしいんですけどね。プロトタイプをそのまま運用するんじゃなくて、プロトタイプから設計を見直す部分を見直して再度構築するぐらいの慎重さを十分にもってください。お願いします。
2011/04/23 Note Trackback() Comment(0)
COMMENT
COMMENT FORM
TRACKBACK