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電子書籍雑記

ようやく電子書籍が本気という時代になってきたようだ。
4、5年ぐらい前の自分の記事を見ているとこういうのに反応していろいろ楽しそうなことをしていたことがわかる。実際はもっと前からしていたと思うけど(LIBRIéが出てきたのが6年前だし松下のシグマBOOKも同じか)、それ以前の記録はまああんまり無いので不明ですね。
今回の角川の本気は「BOOK☆WALKER」 。自分のところでやってるのをデジタルにしてぽんぽんしちゃうわけですな。人気どころを抑えてあるようです。ラノベもスニーカーもあれば富士見ファンタジアもあるし、メディアワークスもあるということです。これって、著者との契約とか絶版処理ってどうなるんでしょうね? 自分にはさっぱり関係ないんだけど(パピレスなんかの新興ものでもないのでちょっと気になる)。
iPod大成功によるiPhone、さらにiPhone大成功による下地があってのiPad。どのぐらい流行るかわかりませんし、定着するかもわかりません(猫も杓子もiPhoneにはなっている気がする。iPodは逆に減った気がする)。米AmazonのKindleもあります。クローズドなところとオープンなところがあるんですね。この子たち。
シャープの開き直りとしか思えないGARAPAGOS。とコンテンツサイトTSUTAYA GARAPAGOS。一応TXTとPDFはおっけーで、当然XMDFもおっけー。プッシュ型配信が面白いかも?うざいかも?
ソニーのリベンジ。Reader。あとコンテンツのReader Store。ReaderはXMDFとPDF、EPUB、テキストに画像もOK。

電子書籍中間フォーマットってのもにわかに出てきましたね。.bookとXMDFあたりを元に中間フォーマットを用意してあげる試みだったわけですが、これはちょっとコケ気味かな?
大体批判側もろくにわかっていない(中間フォーマットという意味をわかっていない)のだから論点が合わず変なことになる。PDFと比べてもしゃーないでしょ? PDFに変換する前段階のものなんだから。国の予算云々に関してはちょっとどうかな?というところ。勝手にやらせても企業体質からして分裂するのは目に見えている。でも国がそんなのに協力する意味は「海外への対抗」しかない。そもそも、「PDFにでもすりゃいいじゃん?」という勢力の強いこと(文字の拡大縮小の利便性の無視とも言う)。
.book(ttzでもいいや)の書式はHTMLライクな.ttxで、これは仕様がオープン(何せ公式サイトに書き方がある)。それに惹かれてライセンスも買ったぐらいだ。
4年ぐらい前まではT-Timeだとかazurだとか、フリーの青空文庫ビューアなんかが頻繁にバージョンアップしていたりした。若干知る人ぞ知る世界だったが、当時の活発さからみると今はなんかそうでもない気がする。
XMDFは書式レベルの公開ってされてたっけ? 当時は見つからなかった気がします。
そういや JIS X 4052 とかもあったかな? もっとも基礎的組版構造指定だけで、公約数的なものだから、本気のフォーマットには不十分という話がどこかにあったか。
あとはJepaXってのもある。どちらも"高度な"レイアウトデザインを結構ばっさり見切ってしまっているのが善し悪しですが。

まあ、それはそれとして、書籍にも色々あるわけで、小説レベルで、凝ったことをしないのであれば結構いけるわけです。商用小説本印刷に使えるとかそういうレベルを目指すかどうかは別として。

で、目指して達成となれば印刷屋さんはうれしいだろうなあと。
漫画とか、雑誌の一般化とか。

今の状況だと、多分PDFに勝てません。小説の文字の拡大縮小は本当に便利機能ですが、それ以上の利便性がありますからね。
「azurでPDFがはければいいんじゃない?」ぐらいの感覚の人もいるでしょう。

まあそんなこんなで自炊という謎のことばもはやっているわけで。

あとは、赤松先生がやろうとしているJコミ。絶版の漫画だけという割り切りと広告モデルとDRM無しPDFということで、あとは賛同してくれる漫画家さんとコンテンツの充実で結構いけそうな雰囲気。ユーザーが待ち望んだのはこういうものなんだと思い知らされます。
これだけネットで違法云々いってるとDRMでガチガチにしようという気持ちも十分にわかるんですが、ユーザーはどうしても不安を伴うんです。『配信元が消滅したら終わり』なんです。嘗ての配信サイトがことごとく消滅し、音楽配信サイトでも各社ばたばた、動画でもばたばたと、DRMコンテンツはコレクション心のあるユーザーには受け入れがたいものとなっています。

というわけで、ようやく始まろうとしている電子書籍情勢を見守ろうかと思います。

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2010/12/05 Note Trackback(0) Comment(0)

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