[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
- Newer : モバイル通信料
- Older : 新PCのケースファン交換
すんなり辞めてよかったんでないかな。新内閣ができてほんの数日程度しか経っていないわけだけど、ちょっと昂揚していたにしてもちょっとひどい。
(マスコミが叩きまくったというのも一つあるけど、そのぐらいに慎重に言動を慎んでいかないといけないということ。例えるのもおこがましいが、天皇家の方々は本当にお生まれになってからお亡くなりになられるまで失言をできないというほど縛られてしまわれているのだが、ほんの数日程度も慎めないというのは問題があるといわれても致し方ない。)
「ほら、放射能」とか言って近寄っただとか、身を摺り寄せるふりをしたとか言われているけども「(被曝の)大変厳しい状況を共有していただくためだった」なんていう釈明はどう考えてもそぐわない。
普通に考えるなら(男性ならばよりよくわかる方が多いだろう)、「ほーら、きたないだろう。ほらほら。」という感じ、あるいは『にぎりっぺ』みたいなものだと考えられる。つまり、ふざけてじゃれているのだ。よっぱらいには特に多いが、別に酔っ払っていなくても昂揚しているとなりやすい。
で、これが何が悪いかというと福島県という県(人口は200万人前後に過ぎない、南関東や、中京、近畿と比較すれば大したことはない、中堅的な、しかし、県民性は非常にナーバスな県)全体を人格否定するような発言となっているからだ。
思い出してほしい。震災直後、やむなく転校した児童は放射能いじめを受けたというニュースがあった。
「危ない、汚い、近づくな」である。
子供のいじめには「汚い」というのがつきものである。
鉢呂氏はそのレベルにあたることをしたのだ。
しかも影響力のある経済産業大臣という立場で。子供をようやくたしなめてきたのが水の泡というやつだ(文部科学大臣でないだけいいのかもしれないが)。
海江田氏のほうがまだまだよかったといわざるを得ない。
(ちなみに、学者が、「放射性セシウム野菜は食べるな」というのはまたレベルが違う話だ。どの程度から影響が出るのかまだまだわからない中で、危険性を幾ばくでも排除しようというのはある意味では正しい。農家はそりゃあ怒るだろうけど、実は怒っている裏ではきちんと気づいているのである。)
というか、民主党の人事は今回も見覚えがあんまりないなあと思っていたそばから内輪もめ(タバコがどうのとか、個人的な意見だとかどうとか)が始まっていたし、統制も取れていなければ人材も少なすぎるのでは?
小沢氏と鳩山氏を排除できないどころか、相変わらず最大勢力な時点でばらばらなのはわかっていたけど、それでも統率をとって一丸となって国政を行うべきでしょう。
少なくとも、公の場、記者の前などで言う言葉には責任を持つこと。
慎むということ。責任を持つということ。小学生でも高学年になれば、中学生にもなればほとんどの人はそれがどういうことか考えられるようになっていて、周囲に配慮することができるはずです(未熟なために自制しきれないことはあっても後悔や反省はできますよね)。
2011/09/10 Note Trackback() Comment(0)
COMMENT
COMMENT FORM
TRACKBACK