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最近はソフトバンクモバイルが好調らしい。
impressの記事によると『「基地局も増加しており、夏モデルの端末もほぼ出揃った。ホワイトプランも評価されている」と基本的な施策が好調で、「サービスが総合的に評価されているのではないか」とした。』ということだがこれが違う気がするのだ。
複雑怪奇と悪名高いソフトバンクの料金プラン(どこぞのショップ店員談)だがユーザー側の理解が深まったんだろうか。
それは違う気がする。
一般ユーザー層というよりも法人に受けているんじゃないかと思うのだ。
確かにホワイトプランは結構画期的な部分がある。まあウィルコムが完全なのに対してソフトバンクモバイルはそうでもないのだがそれはそれ、法人なら万事OK。というのも普通は仕事は日中だから安上がりにできるのだ。基本料金もオプションをつけなければ安いので(オプションをつけて他のキャリアと同等にすると安くない)法人にはうってつけだろう。
となると打撃を受けるのはドコモになると思うのだ。というのも恐らく法人の契約が多いであろうキャリアはドコモだろうからだ。これはまあ大抵の人がわかってくれると思う。
契約者数がドコモがどんどんへって、ソフトバンクがどんどん増えている背景には絶対に法人がある。まちがいない。ドコモの2007年夏ぐらいの2.0作戦は個人向けの意味合いが強い。一番画期的なのは2 in 1だが思ったほど評価されていない。あれは仕事用に使う携帯が自分の契約で自分で勝手に使うのであれば意味があるが、そこがなかなか難しいところなんだろう。うたホーダイにしても、体感なんちゃらにしても個人のホビーの色が濃い。
auが強い意味はどこにあるのかといったことも考えないといけないだろうが戦略的にみてauは個人が多く、ソフトバンクは法人が増えつつあるといったところだろうか。ドコモが悪いということは決してないのだが、というかエリアは間違いなく広いし料金も落ちてきたし面白いサービスも展開してきたんだがさすがにいつまでも5割をキープしていられるほど独壇場でもなくなって、他のキャリアもいけてきてるということだろう。
で、ウィルコムなんだがPHSの固定的なイメージがやっぱり払拭できないのが最大の難点だろう。一方でサブの端末として恋人同士が持つケースが結構多い。
emobileがこれまたがんばってウィルコムの危機感をあおれば(実際危機は間近かもしれないが)本腰を入れていろいろ動くんじゃないですかね。でも契約者数がダントツで少ないわけで競争力が無いのがつらいところかもしれない。定額を1000円ジャストぐらいで提供したらそりゃあもうサブとして持つ人が500万人ぐらい増えそうなんだが。
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