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軍オタではないので全く詳しくないのにこんな記事を書くのは心苦しくもあるのですがちょっと面白いと思ったので。
日本でも野外炊飯といえば飯盒炊爨とがっちり結びついていたほど軍用だった飯盒が一般的になっていましたねぇ。
私は知らないのですが、我が家では飯盒の中子は米の計量用に使われていたと言います。
アメリカのアマゾンさんでもそういう系統のものがたくさんみられるのですが、アメリカ式のメスキット以外にもドイツ式のものソ連式のものセルビア式のものなんかがみられます。
日本でみるのはスウェーデン式、ドイツ式、アメリカ式、トランギアメスティン(あとはもちろん日本式)あたりが多いと思いますがところ変わればというヤツでしょうか。
ドイツ式は日本が飯盒を作る際に参考にした……んじゃなかったかと記憶していますがほとんど同じ形状なんですね。
ソ連式が二種類でてきて私なんぞには詳しいことはわからないのですが、ドイツ式と色違いぐらいのものと、水筒一体型のものがあるみたいですね。一体型のものは「Airborne Forces」と書いてあるので空挺部隊なのかな?(1984とあるのでWW2のときのものではないのかしら?)
空挺部隊用と思われる物は水を蒸留するような絵が載っていてなるほどとうならせます。
(アメリカのMREなんかだと浄水剤を入れて(煮沸はするのかしら?)粉ジュースで味をごまかして水を飲むという感じだった気が)
ソビエト物はWW2時代のポンチョなんかもあるご様子。
国への感情はよくわかりませんが、グッズとしては人気があるんでしょう。たぶん。
セルビア式メスキットは長方形型で、火にかけられる深型の鍋に水筒、ボール、コップ(でいいのかしら)がスタック出来て、ナイフ、フォーク、スプーンもセットになっている模様。
セットとしては非常に充実していますね。これ。
雰囲気を味わうには面白いでしょうが、ポンチョなんかはカンバス地みたいですし登山やなにかに使うなら今式のほうがきっといいんじゃないかと。
でも、アルミの水筒は場合によっては実用性ありですかね。(別に鍋か何かがあればその必要もないか)
あ、あと缶切りですが、アメリカのP-38っぽいやつは各国で見かけますね。
でもちょっとあとから出た(んですよね?)やや大ぶりのP-51はコピー商品はあんまりなくて放出品のほうが多そうにも見えます。
やっぱり第二次大戦とかベトナム戦争あたりのインパクトが強すぎるからなんでしょうかね。
なお、旧日本軍はP-38なんかと似たような構造に肥後守のようなナイフがくっついたものを携行したとか。初耳でした。
近年では野外活動ではそもそも缶詰を使うことは少ないでしょうし、しかも大抵イージーオープン缶なので缶切りの携行はよほどじゃないといらんのじゃないでしょうかね。
あ、軍用とかじゃなくて、ふつーの山登りとかキャンプとかの時の話です。念のため。
自衛隊の缶詰は保存性やら耐久性の関係でしょうが、イージーオープン缶じゃない旧来のタイプですからね。あれは缶切りはいまだに必須アイテムでございましょう。
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