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震災後に計画停電を関東地方で実施したり、東北地方でも電力不足が起きると叫ばれる中で、どうにも混乱した状態が多少なりとも情報が浸透して頭の中で整理されてきて落ち着き始めたかなと感じています。
関東地方の計画停電はいったん収束し、夏場に向けて早急に対策を打ち出すという考えだと思いますがこの状況で停止中の原発を稼動させるわけにもいかず、ピーク電力を抑えてなだらかにしてもらおうという動きになっているようです。
政府案かなにか微妙ですが、上がっている案は『反発されてていったん引っ込めたけどドサクサもあいまってもう一回引っ張り出してみました』というような案で目新しさはありません。つまり、『サマータイム』『夏季休暇の分散』『フレックスタイム』だそうです。
これらはどれも省エネにつながらないということは今までも言われてきたとおりです(どちらかというと経済効果を狙ったものだったりするものです)。省エネっぽいということで対外アピールのために使われていた文句だったわけですがどちらかといえば経済を破壊する怖さも秘めています(経済活動=人ですから人の生活リズムを勝手に決めてあげるのはよくないのです)。今の日本を続けていくためには経済活動をとめてはいけないわけで、レベルを保ったまま省エネする必要があります。といっても少なくとも今夏には間に合わないでしょうけども……。
さて、余談が過ぎましたが、これらの政策は省エネ効果はさておき、エネルギーピークの平準化の効果はあるのでしょうか?
今問題にされている夏場の電力需要のピークは昼下がりです。
サマータイムを導入して明るいうちに~~~は意味がありません。いくらなんでも昼前に仕事を終わっては経済が成り立ちません。ピーク時には仕事をしています。
フレックスタイムは逆に遅めに出社したい人のための役目が9割な気がしますが、それでも昼ぐらいには仕事をしていないと経済が成り立ちません。誰ともかかわらない仕事は無いということです。ピーク時には仕事をしています。
休暇を分散という案ですが、夏場の高い電力需要は6月~9月ぐらいまで続きます。3ヶ月ということにしても12週間です。1週間休業したとして、いい具合に休暇を平準化していったとしても大規模な節電になるんでしょうか? そして若干経済的にも混乱しそうです。。。が、案の中では実は現実的だと思います。
夏の電力需要ピークは昼なので、いっそ夜に活動せよ! というぐらいの通達でないと意味が無いと感じるほどです。
さて、いずれにしても経済活動は昼に多くなるので、、、、じゃなくて逆なんですね。発想が。昼にやってること=経済活動を抑えれば電力需要は減るだろうと。いやいや果たしてそうなのか。家に戻って電気を使わないのか。そんなわけはないんではないか。
対案がまったくない記事ですが、それだけ私も困惑しています。
しかし、大中かかわらず、企業と個人の省エネ努力がこれほど見られたのは感激しています。個人は方々で省エネムードが高まり(全然しったこっちゃない人もいるけれど)、スーパーやコンビニでも電灯を半減させるなどで少しでも抑制しています。ちょっとだけ供給力も増えて、時間もたってきて初めのころの『カツカツに切り詰める』という無茶な行動はなくなり『余剰、過剰だったところを抑える』という、より良い方向に向かっていると勝手に感じています。この気持ちのうちに個人は家電を省エネタイプにすると経済効果もUPして電力需要も抑制できるという。企業もエアコンと照明ぐらいは多少抑えられてしまうという。
ちなみに私はといえば、電灯は2灯あるタイプでも常に1灯しかつけない人です。PCと電灯と冷蔵庫が主な電力使用です。
電灯は常々そういう感じですからあとやることといえばより省電力なものにするか、暗闇にしてしまう(≒自然に寝る)の二択。
PCは一応省電力タイプです。普段から使用していないときは電源断。もっと省電力にするかどうかかな。
冷蔵庫は強すぎると霜はつきまくるし、うなりまくるので適当に調整してるつもりです。
簡単にできるところで待機電力減らしかなーと思っています。今は常時電源を入れている必要の無いものを引っこ抜いていますが、ちょっと面倒なのでスイッチ式にしてあげてぱちっとしてあげようかなと画策中。
2011/04/09 Note Trackback() Comment(0)
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