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仕事で使用しているPCがレッツノートCF-Y8になって10日程過ぎた。11/26に到着してからだからまったくもって10日である。
以前使用していたdynabook Satellite P10と比較すると一キロ以上軽く、画面は一回り小さい。だが、高解像度モデルというところで、段違いの解像度がY8は出るのだ。スペック的には時間が解決してきているということもあってだいぶいい。
2008年冬モデルではF8が新しく誕生し、どちらかというとYシリーズは終わりにしてF8に注力……という意図が見え隠れするのはハードウェア更新だ。
W8、T8、R8は以前からのモデルだが、これらとF8はCentrino2に基づいている。一方Y8はCentrinoなのだ。中身が一世代古い。
中身が古いのはまあ仕方ない。必要だったのは解像度なのだ。F8では縦解像度が十分にでないので、仕事上不都合が出る。Satellite P10は思いっきり不都合があって、戦っていたのだがとりあえずはおさらばできることになる。
そのあたりはおいておくとして、感想をば。
やや力不足な感もあるが、HDDの暗号化のせいかもしれない。ウィルススキャンソフトも絡んでいることだろう。これも言ったとおりなのでおいておくことにする。
ディスプレイは解像度を落として使用するとぼやける。ディザリングがあまりうまくない気がする。うまく割り切れない数字ということもあるだろう。
丸いタッチパッドはなかなか使いやすい。縁のところを回すとスクロールするというのも悪くない。ただ、スクロールに引っかけられないことがしょっちゅうある。しかたないか。右手で使用していると右クリックが微妙にやりにくい。これもしかたないか(左手だと親指でいわゆる右クリックができるし、左はタップすればいいだけだ)。
キーボードはかなり柔らかい。好みが分かれると思う。プラスティックのパンタグラフだからだろうか、硬質な感じはあまりない。私にはSatellite P10の硬質な感じがあっているかもしれないと思った。ちなみにNECのキーボードは平均的にだが、この二つの間ぐらいかなと思う。dynabookシリーズの硬質で指先に響く堅さは無いが、Let'snoteほど柔らかくはない。なぜここでNECなのかといえば、本当はNECのノートPCを使わないといけないからである。
USBポートが2ポートと微妙だが、大丈夫だろうと思うことにする。HUBやポートリプリケータを常時つけないといけないような場合ははじめからポート数が多い方がいいだろう。
光学ドライブは保守性は落ちると思う。専用品だから仕方ないと思うことにする。
左端のCtrlキーとFnキーをBIOSで入れ替えできるのはいい。大きさも同じなのでキートップを交換してしまえばなんらわからなくなる。これは他社にもほしいと思う機能だ。左端にCtrlとFnキーが来るのは標準的な仕様になっているが、Fnキー、Ctrlキーの並びと逆の場合があって、使用者が混乱する原因になる。私はすぐにキーを入れ替えてCtrlキー、Fnキーの順番にした。
バッテリーのエコモードもいい。最近はこのあたり各社考えてきているようだ。
Satellite P10が悪いわけではなかった。デスクトップ用途として使用するならそこそこ満足していた。交換に踏み切った理由は重量とディスプレイ解像度だったのだ。持ち運びと、高解像度という要求を満たしていたのがLet'snote CF-Y8だったわけだ。
おそらく数年はつきあうであろうこの子によろしくお願いしますと言っておきます。
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